ヒーリングで現実を変えるということ(解決ってなに?)
練習会などでマイティピリフィアを使って『癒された状態』を見るとき、こういうことが割とある気がします。
(個別の具体例というより、あるあるパターンとして起こりがちという話)
クライアント役Aさんの解決したい課題
「職場で嫌な人(Bさん)に絡まれて断れず言い返せずめんどくさい目に遭うの解決したい。」
でAさんが癒された状態をこのようにリーディングすることがあります。
「Aさんは今よりもシャキッとしていて言いたいことがちゃんと言えて、その嫌な人に絡まれあることがあってもちゃんと対処ができるので巻き込まれなくなれます。」
間違ってはないんですよ、癒された状態の1バリエーションとして、
しかし、見てもらいたいのはそこではなく
『Bさんに絡まれるということが起こらない現実(宇宙)を創りだし生きているAさん』
状態、つまり
『Bさんに絡まれても対処できるAさん』
ではなく
『Bさんに絡まれるということが起こらない、もはや対処する必要すらないAさん』
を癒された状態として見て欲しいんです。
もう少し具体的に解説すると
Aさんは嫌な人に遭遇することで、何かを体験し学びたいと深いところで思っている。
なのでBさんに嫌な人の役を引き受けてもらいその現実を作り出している。
ということは『嫌な人から学ぶ』というAさんの意図が完了すれば、もはや『嫌な人から学ぶ』という現実は起こらなくなるわけです。
ではなぜリーディングする時に『それが起こらなくなる現実』ではなく『それに対処できる現実』の方をリーディングしてしまうのか?
それは『物事が解決するというのはこういうことだろう』という先入観がありそれに見合った状態を癒された状態、として見てしまっているのではないのかなと感じます。
もっと言うと『ある人の現実(宇宙)はその人自身が作り出したものであり、その人が変わることで現実(宇宙)も変わる』ということが腑に落ちていないからなんかもしれません。
なのでその人が思っている範囲内での限定的な癒された状態しか見ることができない、ということかと思います。
「チャネリングをする時には自分の理解を超えるようなものがもたらされることもある」ということを念頭に置いておくことも大切かと。
『嫌なBさん』を創り出しているAさん自身が変わると本当に『嫌なBさん』Aさんの現実から文字通りいなくなります。
雑な言い方をすると吹っ飛びます。(雑過ぎ)
私の体験で具体例をあげますと
・突如、嫌な先輩と別のチームに入れられ仕事をすることになる。
・嫌な同僚が突如、長期遠方出張になる。(そのまま退職し二度と会わないこと)
・感じの悪いご近所さんが突如毒気のない人になる。(さも前からそうだったかのように!)
といったことがワークの翌日(その日?)に起こります。
「日常も視点を変えれば違って見える。」とかそういう次元の話ではないのです。
(その証拠を出せと言われても出せないのがもどかしいところではあるのですが。)
このように自分が変わることで現実(宇宙)が変わるということ様々なワークを通して体験していただけたらなと思います。
この辺りのことはマルチプルアバンダンス初級でも取り扱うのですが様々な特級クラスでも詳しく学ぶことができます。
(下にいくほどハイレベル?)
特級「王の帰還」
特級「活動寫眞家(ムービーメーカー)」
特級「まやかしマーヤ」
特級「莫迦梵(ばかぼん)」
こちらの本も参考になるかと。
◆なまけ者のさとり方
ではまた。
追記:2023年12月4日
この記事の続き的なのはこちらです。